朝のジョギング中、こんな掲示を見かけました。「タバコのポイ捨て禁止強化月間です。あなたはお家にて、その辺にタバコの吸い殻を捨てますか?〇〇町は、あなたの『家』です。〇〇町は、タバコポイ捨てを認めません」こんな文句が躍っていました。確かに、自宅の床にタバコの吸い殻やごみを放って捨てるような人はいないでしょう。自宅、地元という風に捨てるエリアにまつわる意識を拡大することで、町の美化・清浄化につとめようというコンセプトには頷けました。
私が理解できないのは、タバコという非常に高価なものを、道端に放って捨てられる感覚です。私の場合、貧乏精神がこびりついているので、自分がお金を出して買ったものを道に放り出すようなことは絶対にできません。また、やがてはその残骸を誰かが掃除して片づけなければいけないのであり、その清掃・人件費として少なからず町にお金がかかります。苦労して払っている町税を、こんなところで使われるのではなく、図書館の本を一冊でも増やして欲しいと思ってしまうのです。節約・倹約精神を極めると、やはり清潔さは欠かせない環境要素であると言えるでしょう。
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