現在、日本のほとんどの自治体では、ごみの回収にルールを設けています。

燃えるごみ、燃えないごみ、資源ごみ…各家庭が自治体の定めたルールにしたがって、ごみを出さなければなりません。

ごみの分別に関するルールは、各自治体によって微妙に異なっており、引越しの際などにはトラブルが起きることも珍しくありません。

筆者の住む自治体では、ごみの収集に非常に細かいルールが定められています。特に粗大ごみに関しては、回収を依頼するものの種類、サイズ、素材によって、料金や方法が何種類もにわかれています。

この自治体では「粗大ごみハンドブック」とよばれる50ページほどの冊子を各世帯に配布しており、それぞれの家庭で出るごみは厳密なルールに則って出すことが求められます。

分解したり細かく切断して燃えないごみに出したとしても、その場でチェックされた上で、玄関先に未回収のまま残ります。

粗大ごみ以外にも、有料袋の指定やごみのまとめ方など、たくさんのルールが存在します。

これほど厳しいルールにうんざりする人もいるかもしれません。しかし、たかがごみ捨て、されどごみ捨て。気持ちよく暮らすためのルールですから、守っていきたいものです。

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